地域を守る防災型リバーシブルビル「仙台長町未来共創センター」
株式会社フクダ・アンド・パートナーズ
施設案内や防災講演会・授業の開催による地域等との連携
- 種別
- 民間企業
- 分類
- 防災/復興/伝承
- 活動ジャンル
- 自助・共助/地域防災/避難・避難所/まちづくり/備蓄・グッズ/防災教育/企業防災
Action
わたしたちの活動
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Action.1
施設案内や防災講演会・授業の開催による地域等との連携
2022年にオープンした仙台長町未来共創センターは、防災型リバーシブルビルとして開発されました。災害発生時には、備蓄や設備だけではなく、地域や人とのつながりこそが重要であると考えています。地域や行政、企業などとの連携を深めるためにも、当施設の説明会の開催、近隣の小学生を招待した防災教育授業の実施、多くの講師をお招きしての防災講演会の開催など、防災に関する情報発信と連携推進を図っています。
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Action.2
地域を守るため、各種訓練による実効性の向上
当施設は、災害時にも地域を照らすことができるよう、72時間以上電気が消えないための3次バックアップの仕組みを備えています。また、仙台市との協定に基づき、帰宅困難者の一時滞在施設としての役割も担っています。これらの機能が発揮され役割が担えるよう、定期的な停復電訓練を実施すると共に、テナント企業の皆さまと連携した帰宅困難者受け入れの自主訓練も実施して実効性の向上に努めています。
わたしたちのこれから
私たちは、設計と不動産の専門サービスで物流・商業施設づくりを行っています。東日本大震災では72施設の復旧に携わり、この活動を通して、物流施設は人の生活を支えるインフラであり、災害時にはライフラインとなることを強く心に刻みました。その想いから誕生した当施設は、「平常時と非常時で機能が変わる、リバーシブルビル」をコンセプトに、平常時は人を育て企業間でイノベーションを生み出す施設、非常時は人を守る地域密着の防災施設として産官学連携の取り組みを行ってきました。今後も地域に寄り添う施設として、防災や伝承に係る情報発信を行いながら仙台市の「防災環境都市づくり」に貢献していきたいと考えています。防災や企業BCP等にご興味があり施設見学をご希望の方はぜひご相談ください。