まちを知る、地形を知る。それが防災の第一歩
(一社)防災ジオラマ推進 ネットワーク
- 種別
- NPOほか
- 分類
- 防災/伝承
- 活動ジャンル
- 地域防災/まちづくり/都市・建築/防災教育/防災行政/文化
Action
わたしたちの活動
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Action.1
段ボール製のジオラマで防災学習を楽しく(学校、自治会など)
学校や地域の防災イベントなどで、「段ボールジオラマ」を活用した防災ワークショップを行っています。段ボールジオラマは、等高線に沿って切り抜かれたパーツを自分たちで重ねて組み立てるオーダーメイドのジオラマキットです。高低差を“体感”しつつまちの地形が一目瞭然にわかるだけでなく、楽しみながら自ら作ることで、地形や災害のリスクが「自分ごと」になるためのハードルをぐっと下げることができます。
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Action.2
ジオラマ×デジタルで防災との接点をさらに身近に(公共施設など)
コミュニティセンター、図書館、駅などの公共空間に設置するジオラマをコミュニケーション・プラットフォームとして、プロジェクションマッピングやARといったデジタル技術を掛け合わせた企画展示を行っています。歴史・観光・環境など防災以外の様々な関心や動機も入口とすることで、ふだん防災にあまり関心がない人でも、日常の中で知らず知らずのうちに防災コンテンツに触れる機会を創り出しています。
わたしたちのこれから
防災における最大の課題はその「入口」にあると感じています。災害のことを考えるのは決して楽しいことではないですし、防災のことを学ぶのはどうしても受け身になりがちです。私たちは段ボールジオラマとその周辺技術を活用して、楽しいと感じられる、自ら関われる、意識せずに防災に触れられるといった側面から、すべての人にとっての防災に対するハードルを下げていきます。こうした問題意識を感じていらっしゃる行政、学校、地域団体等の皆さま、ぜひ一緒に“伝わる防災”を実現していきましょう!